第5詩 ペン
インクが抜けて
書けなくなったペン
こんなにも手に馴染んでいるのに
言葉のひとつも書けない
かすれた文字で
あいしてる とペン先を動かした
君への想いが消えゆくようで
不意に怖くなった
明日 あたらしいペンを買いに行こう
じゅわっと溢れるインクで
溢れる想いを文字にしよう
あいしてる と
今度は消えない 油性ペンで
インクが抜けて
書けなくなったペン
こんなにも手に馴染んでいるのに
言葉のひとつも書けない
かすれた文字で
あいしてる とペン先を動かした
君への想いが消えゆくようで
不意に怖くなった
明日 あたらしいペンを買いに行こう
じゅわっと溢れるインクで
溢れる想いを文字にしよう
あいしてる と
今度は消えない 油性ペンで
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