カラフルな天然のうた

主に詩(思)を載せていこうと思います。強気な小心者なのでお手柔らかに……

第49詩 ポトス

簡単に手入れができるポトスを
ふたり 一緒に飾った


だけどモノグサな僕は
君に愛を与えることをしなかった
君は僕から離れていった


水さえ与えることも忘れ
いつしかポトスも枯れてしまった


枯れたポトスの からからの土を
君への思いを
どこに捨てたらいいか
解らないまま


僕は枯れたポトスを
愛おしむように 撫でるだけ