カラフルな天然のうた

主に詩(思)を載せていこうと思います。強気な小心者なのでお手柔らかに……

第24詩 哲学書

寝つきの悪い私に
あなたはいつも本を朗読してくれる


あなたの読む本は 難しいものしかなくて
哲学書なんかを読み聞かせてくれる


内容をさっぱり理解できない私は
おかげですぐ眠くなってしまうんだけど


興味深そうに本を開いている
あなたの顔が知的素敵で


どうしてもずっと見ていたくて
結局私は目を見張ったまま
ふたりして 夜更かしになってしまうんだ