第43詩 仔猫
ちょっと日差しが雲に隠れただけで
ベランダに干してきた洗濯物が
雨に濡れてしまわないかと
どうしようもなく 不安になる
君宛てのメール
既読がつかず 君に届かず
ふたりの間に暗雲が広がってきているんじゃないかと
いつも 不安になる
結局 雨は降らず
君からの返信はあるのだけれど
私はいつも
生活にも恋愛にも
晴れの見通しをたてることができない
猫なんて将来のことを考える能力がないらしく
捨てられたダンボールの中でも
のほほんと眠っているのに
びくびくと怯える私は
仔猫以下
ちょっと日差しが雲に隠れただけで
ベランダに干してきた洗濯物が
雨に濡れてしまわないかと
どうしようもなく 不安になる
君宛てのメール
既読がつかず 君に届かず
ふたりの間に暗雲が広がってきているんじゃないかと
いつも 不安になる
結局 雨は降らず
君からの返信はあるのだけれど
私はいつも
生活にも恋愛にも
晴れの見通しをたてることができない
猫なんて将来のことを考える能力がないらしく
捨てられたダンボールの中でも
のほほんと眠っているのに
びくびくと怯える私は
仔猫以下
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